住んでわかった、電源の落とし穴──延長コードが教えてくれたこと#column

はじめに:新築のはずが“電源迷路”だった

「家を建てて3ヶ月、なぜこんなにコードを見てるんだろうって思ったんです。」

そう語るのは、神奈川県在住・40代の2児の母、山口沙織さん(仮名)。
間取りもデザインもこだわり抜いたはずの注文住宅。
なのに、暮らし始めてから気づいたのは、**「電源が足りない」「場所がズレてる」**という“地味なストレス”の連続でした。

「見えない失敗」とは?

──電源の話って、最初から重要視していましたか?

「いえ、全然…。ハウスメーカーの方に『コンセントは多めにしておきましょうか?』って言われて、『はい、それでお願いします』って返しただけでした。場所は“まあこのへんかな”って感じで、あまり深く考えませんでした。」

──実際に住んでみて、どうでした?

「使いたい場所に電源がないんです。スマホを充電したいソファの横にもないし、掃除ロボの充電場所も決まらなくて。延長コードがいつの間にか家中に増えて、コードが見える生活が嫌になってきました。」

“数より場所”がすべてを左右する

山口さん宅では、コンセントの“数”は十分にあったそうです。
問題は、「そこにあっても使わない場所」に付けてしまったこと。

  • キッチン奥の壁にだけ付けた結果、ホットプレートが使いにくい
  • ベッド周りに1口しかなく、スマホとライトを同時に使えない
  • 階段下の収納には電源がなく、コードレス掃除機が充電できない

「“家電はここに置く”っていう具体的なイメージがないまま決めてしまったのが大失敗でした」

black laptop computer on white bed

“未来の生活”が、電源設計を決める

10年前と今では、家電の種類も使い方も大きく変わっています。
そして、今からの10年もきっと同じくらい変わっていくはず。

  • ロボット掃除機が定位置を求めるようになった
  • コードレス掃除機は“収納=充電場所”という時代に
  • スマホ・PCはリビングでも寝室でも“いつでも充電”が当たり前
  • スマート家電や音声操作端末が「配線される存在」に

電源は、動かないインフラです。
だからこそ、“これからの暮らし”に合わせて設計しないと、すぐに使いにくくなります。

山口さんが語る「もっと早く知りたかった」3つの視点

1. 家電の“居場所”を先に決めるべきだった

「“とりあえず多めに”ではダメ。置く場所を決めてから、そのための電源を考えるべきでした」

2. モデルハウスでは“生活してるつもり”で見学するべきだった

「見た目や動線ばかり見て、ソファでスマホ使うシーンとか想像してなかった。実際に座ってみるって大事ですね」

3. 設計担当と“電源マップ”を作るべきだった

「場所ごとに“何を使うか”を全部書き出して、一覧にしておけば、必要な位置が自然と見えたと思います」

ラストメッセージ:電源は「生活のかたち」をつくる

「今思えば、電源の配置って“暮らしの設計”だったんですよね。
見た目じゃなくて、“どう使うか”が家づくりの本質。コードが見えない暮らしって、こんなに快適だったんだって、今ごろ実感しています。」

見落とされがちな電源のこと。
でもそれは、暮らしの質を大きく左右する“静かな主役”です。

まとめ:あなたの家の電源、未来の自分が喜ぶ配置になっていますか?

  • コンセントの数ではなく、“使う場所”に意味がある
  • 家電の置き場所=電源の設計図
  • モデルハウスでは“暮らしてみる”視点が重要
  • 電源設計は、“10年後の自分”へのプレゼント

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